2025年10月18日 第22回市民講座に参加

本日、「物忘れと認知症について~その境界と備え~」と題された第22回市民講座に参加させていただきました。公立昭和病院 脳神経内科の医長である小林 正樹先生の分かりやすいご講演は、日頃から漠然とした不安を抱いていた「物忘れ」と「認知症」の違いについて、明確な知識と安心を与えてくれる大変有意義な時間でした。
最も印象的だったのは、「加齢による物忘れ」と「病気としての認知症」の明確な境界線について、具体的な例を交えて解説してくださった点です。単に「思い出せない」という現象だけでなく、「体験したこと全体を忘れる」「時間や場所が分からなくなる」といった認知症特有の症状の違いを知ることで、自分や家族の様子を冷静に観察するための視点を持つことができました。